Appleギフトカードを現金化する方法|買取率と振込のタイミングで選ぶ買取サイト3つ


Appleカード現金化

Appleギフトカードを現金化する方法は、ネットの買取サイトに売ることです。金券ショップやフリマアプリは扱っていないか出品を禁じているため、実際の選択肢は買取サイトに絞られます。

買取サイトは、運営会社によって買取率も振込までの時間も違います。初回と2回目以降の率、申し込む時間帯による振込のタイミング、受取額の違いを、運営会社が別々の3サイトで比べました。

ただし、Appleの利用規約は換金と転売を認めていません。売る前に知っておきたい規約とリスクも後半にまとめているので、あわせて確かめたうえで判断してください。

Appleギフトカードを現金化する方法は買取サイトに売ること

手元のAppleギフトカードを現金にするなら、ギフト券の買取サイトに売るのが一般的です。Appleは法律で定められた場合を除いて払い戻しに応じず、ほかの売り先も次の表のとおり使いにくくなっています。

売り先Appleギフトカードの扱い
買取サイトEメールタイプもカードタイプも受け付けている
金券ショップ(大黒屋)公式の買取一覧に載っていない。店頭での扱いは店舗への問い合わせ
フリマアプリ(メルカリ)禁止出品物に「オンラインギフト券(iTunesカード、Amazonギフト券など)」と明記

買取サイトで現金化する流れ

買取サイトの手続きは、スマホだけで完結します。会員登録をして初回だけ身分証の画像を送り、申込画面で額面とギフトカードのコードを入力すれば、表示された率で計算した金額が指定の口座に振り込まれる流れです。

申し込みから振込までの4ステップ

  1. 買取サイトに会員登録する。
  2. 初回は身分証の画像を送って本人確認を受ける。
  3. 申込画面で額面を選び、カードのコードを入力する。
  4. 表示された買取率と振込額を確かめて申し込み、振込を待つ。

入力するコードは、Eメールタイプなら届いたメールに書かれたもの、カードタイプなら裏面のラベルをはがすか削って出した16桁です。メールの「今すぐコードを使用する」を押すと自分のApple Accountに残高が入ってしまうので、ボタンには触れずにコードだけを写してください。

運営会社が別々の買取サイト3つ

比べる前に知っておきたいのが、運営会社の数え方です。Appleギフトカードの主な買取サイト13サイトを会社表示で数えると、運営会社は5社にまとまります。お魚通販.com株式会社の5サイトはどこも初回93%・2回目以降91%で、株式会社プリズムワールドの系列も全店で同じ率です。比べるときはサイト名より運営会社の単位で見たほうが早く済むので、次に紹介する3サイトは運営会社がすべて別のところを選びました。

3サイト以外の買取サイトも含めて率や条件を比べたい場合は、iTunesカードの現金化について16社を比べた解説も参考になります。

※買取率は2026年10月時点の各社公式サイトの表示です。日によって変わるため、申し込む前に公式サイトで確かめてください。

漢気買取

運営会社お魚通販.com株式会社(買取ボブ・買取マンボウなどと同じ系列)
Appleの買取率初回93%/2回目以降91%
古物商許可番号東京都公安委員会 第308841707262号
受付時間24時間
手数料無料

漢気買取は、振込のときに手数料を差し引かれず、初回93%・2回目以降91%の率がそのまま受取額になるサイトです。受け取る銀行によって手数料が変わることもないので、どの口座を指定しても、額面に率を掛けた金額で計算が合います。受付は24時間なので、受取額を確かめたらその日の夜のうちに申し込むことも可能です。

  • 向いている人:手数料を気にせず、率だけで受取額を計算したい人
  • 注意点:同じ系列の買取スイートが「お魚グループ利用履歴」と書いているとおり、利用の回数は系列全体で数えられているとみられます。買取ボブなど系列のサイトで売ったことがあれば、漢気買取でも2回目以降の率になる場合があるので、申込画面の率で確かめてください。

買取大和

運営会社株式会社プリズムワールド(買取ベイビー・買取漫才などと同じ系列)
Appleの買取率初回93%/2回目以降91%、LINEから申し込むと+1%
古物商許可番号大阪府公安委員会 第621150153419号
受付時間24時間営業
振込手数料受け取る銀行により無料・100円・121円

買取大和は、LINEから申し込むと初回94%・2回目以降92%になり、3サイトのなかでどちらの率もいちばん高くなります。そのかわり振込手数料は受け取る銀行で変わり、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・楽天銀行などは無料です。ゆうちょ銀行は100円、PayPay銀行は121円かかるので、無料の銀行を受取口座にすれば、上乗せの1%を目減りさせずに受け取れます。

  • 向いている人:手数料が無料の銀行の口座を持っていて、少しでも高い率で売りたい人
  • 注意点:プリズムワールド系の案内では、現金で買ったAppleギフトカードは買取対象外です。カードタイプを売るときは購入時のレシート画像も必要なので、レシートのないカードは申し込む前に条件を確かめてください。

アマトレード

運営会社合同会社ALBATRUS ※以前の表示はブラザーズ株式会社
Appleの買取率初回87%/2回目以降87%
古物商許可番号東京都公安委員会 第304372615094号 ※以前の表示は第305511505357号
受付時間申込は24時間、営業時間は9:00〜22:00(毎月1日は0:00〜22:00)、年中無休
振込最短30分、振込手数料無料

アマトレードは、初回も2回目以降も87%で、何回目に申し込んでも率が変わらないサイトです。初回は漢気買取や買取大和より6〜7ポイント低いものの、2回目以降はほかの2サイトの率が下がるため、差は4〜5ポイントに縮まります。身分証の提出も初回だけと案内していて、2回目からは申し込みだけで手続きが済むのも特徴です。

  • 向いている人:1つのサイトで、毎回同じ率で売りたい人
  • 注意点:運営会社と古物商許可番号の表示が以前と変わっています(以前はブラザーズ株式会社・第305511505357号)。率もトップの87%と、同じページのコラムにある「換金率は90%」で表示が分かれているので、申し込む画面の率で確かめてください。

申し込む時間帯・曜日で振込までの流れを整理する

すぐに現金が必要なときは、率より先に「いつ申し込めば、いつ振り込まれるか」が気になります。3サイトの公式表示を申し込む時間帯ごとに並べると、24時間動いている2サイトと、営業時間が決まっているアマトレードに分かれる形です。

申し込む時間漢気買取買取大和アマトレード
9:00〜22:00受付中営業中・最短5分営業中・最短30分
22:00〜翌9:00受付中営業中・最短5分申込のみ受付(営業時間外)
毎月1日の0:00〜9:00受付中営業中・最短5分営業中・最短30分

漢気買取と買取大和は24時間の受付・営業を表示しているので、深夜でも時間帯を選ばずに申し込めます。ただし買取大和の「最短5分」は条件がそろった場合の時間で、初回は身分証の確認が入るため、その分の時間も見込んでおいてください。

アマトレードは申込を24時間受け付けているものの、営業時間は9:00〜22:00です。夜中に申し込んだ分は営業時間に入ってからの対応と考え、その日のうちに受け取りたいなら22時より前に申し込んでおくと予定が立てやすくなります。毎月1日だけは営業が0時から始まるため、表の3行目のように深夜でも営業時間の中です。

曜日の面で気をつけたいのは、受け取る銀行の側です。夜間や土日に他行から振り込まれたお金がいつ口座に反映されるかは銀行によって違うので、受取口座の銀行の案内で確かめておくと、待つ時間を読み違えずに済みます。

率のほうは日ごとに更新されるので、申し込む時間を決めたら、その直前に公式サイトの率をもう一度見ておくと、比べた時点とのずれを防げます。

初回・2回目以降の率と振込手数料で受取額を比べる

受取額を比べる基準は、買取率と振込で引かれる手数料です。初めて売る場合と2回目以降の場合に分けて、額面1万円と3万円を売ったときの受取額を、各社の公式表示の率から計算しました。

サイト・条件初回 1万円初回 3万円2回目以降 1万円2回目以降 3万円
買取大和(LINE申込・手数料無料の銀行)9,400円28,200円9,200円27,600円
買取大和(LINE申込・ゆうちょ銀行)9,300円28,100円9,100円27,500円
買取大和(LINE申込・PayPay銀行)9,279円28,079円9,079円27,479円
漢気買取9,300円27,900円9,100円27,300円
アマトレード8,700円26,100円8,700円26,100円

※率は買取大和(LINE申込)が初回94%・2回目以降92%、漢気買取が初回93%・2回目以降91%、アマトレードが初回・2回目以降とも87%です。

初回でも2回目以降でも、LINEから申し込んだ買取大和がいちばん高く、1万円ならゆうちょ銀行で100円引かれても漢気買取と同じ額になります。3万円では、手数料無料の銀行で受け取る買取大和と漢気買取の差が300円、アマトレードとの差は初回で2,100円、2回目以降で1,500円です。

現金化する前に知っておきたい規約と注意点

Appleの規約は換金と転売を認めていない

買取サイトで現金化はできますが、Appleのギフトカード利用規約は、カードを現金に換えることも、ほかの人に売ることも認めていません。「Apple Gift Cardおよびコード、Appleアカウント残高、およびコンテンツコード利用規約(日本)」(2025年4月30日から有効)の第5条には、次の文があります。

利用規約 第5条(追加の制限)

  • 「本ギフトカードは、換金不能で、現金による返金(法律に定める場合を除く)、交換、転売を行うことができず、または本ギフトカードのご購入にはご使用できません」
  • 「未使用のアカウント残高は譲渡できません」

同じ規約の表示欄にある「備考」にも、「転売はできません」と1行で書かれています。条文に「有償で」のような限定はついていないため、未使用のカードを買取サイトに売ることは、この「転売」に当たると読むのが自然です。

第5条には、カードが不正な方法や規約に違反する方法で取得・使用された疑いがあるときの措置も書かれています。Appleは通知をせず、返金もしないまま、カードを無効にしたりアカウントを停止したりできるという内容です。売ったカードが使えなくなることも、アカウントの停止も規約の上では起こりうるので、この条文を知ったうえで売るかどうかを決めてください。

クレジットカードやキャリア決済で買って換金しない

クレジットカードやキャリア決済でAppleギフトカードを買い、それを売って現金を手に入れる使い方は、すすめません。日本クレジット協会は、換金を目的にカードを使うことを「クレジットカード会員規約」違反としています。違反すると「残金の一括請求」「カードの利用停止」「カードの強制退会」等のペナルティを受けることもある、というのが協会の注意です。

協会はあわせて、その場で現金を手にしても一時的にしのげるだけで、結局は自分の債務を増やすことになると指摘しています。たとえば1万円分を93%で売れば手元に入るのは9,300円でも、カードの請求は1万円のまま届くので、差の700円はそのまま自分の負担です。

売るのは、プレゼントでもらったカードや使う予定がなくなったカードなど、手元にある未使用のカードに限ってください。

「ギフトカードで支払って」と言われて買ったカードは売らずに相談する

Appleは公式の注意ページで、Appleが販売していないものの支払いをギフトカードで求められたら詐欺の可能性があるとしています。被害に遭ったと思われるときの連絡先はAppleサポートです。国民生活センターも、電子マネーカードを買わせて番号を教えさせる方法は全て詐欺だとしていて、相談先は次の2つになります。

  • 消費者ホットライン:188
  • 警察相談専用電話:#9110

Appleギフトカードの現金化でよくある質問

Q: Appleギフトカードを買取サイトに売るのは違法ですか?

法律上の扱いについては、ここでは判断しません。はっきりしているのは、規約第5条が換金と転売を認めていないことです。買取サイトは古物商の許可を取って本人確認をしていると説明しているものの、それは業者側の手続きで、売ることがAppleの規約に反する点は変わりません。

Q: 引き換え済みのApple Accountの残高は売れますか?

売れません。規約第3条では、カードやコードをApple Accountに紐付けた時点でそのカードは使えなくなり、第5条は未使用のアカウント残高の譲渡も認めていないためです。売れるのはコードを入力していないカードだけで、その残高はAppleの確認ページ(www.apple.com/go/gcb/jp)で調べられます。

Q: Eメールタイプとカードタイプで買取率は違いますか?

3サイトの公式表示では、Eメールタイプとカードタイプで率を分けていません。条件が変わるのは買取大和のカードタイプで、購入時のレシート画像が必要になる点だけです。

Q: 身分証の提出は毎回必要ですか?

3サイトとも身分証の提出を求めるのは初回で、アマトレードは2回目以降は不要と明記しています。古物営業法でも、買い取るときに相手の住所や氏名などを確かめるのは古物商の義務です。警視庁の解説では、初回に確認済みのIDとパスワードで2回目以降を確かめる方法も示されていて、各社の案内はこれと同じ形をとっています。

まとめ

Appleギフトカードを現金化するなら、買取サイトに売るのが現実的な方法です。率はLINE申込の買取大和が初回94%・2回目以降92%で最も高くなります。手数料を引かれずに率どおり受け取りたいなら漢気買取、毎回同じ率で売りたいならアマトレードが候補です。夜に申し込むなら、24時間動いている漢気買取か買取大和を選んでください。

ただし、Appleの規約は第5条で換金と転売を認めておらず、売ればカードの無効化やアカウント停止の可能性が残ります。クレジットカードやキャリア決済で買って換金する使い方はカード会社の会員規約違反にもなるので、売るのは手元にある未使用のカードに限ってください。